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読後感が爽快な哲学系書籍3選

最近は哲学や心理学の書籍がたくさん見られるようになりました。

その中でも哲学初心者な私でもすんなり読めた本、その中でも特に読後感が良かったものをご紹介します!!

嫌われる勇気   

【岸見一郎・古賀史健 ダイヤモンド社】

もう言わずと知れたアルフレド・アドラーの思想が詰まった1冊です。

岸見一郎先生と古賀史健さんが素晴らしい1冊にまとめ上げてくれました。

アドラーの教えは「すべての悩みは対人関係の悩みである」として、どうしてそうなのか、どうしたら「幸せ」になれるのかを教えてくれます。

「すべての悩みが対人関係だなんてありえない!」という若者が「哲人」と呼ばれる人の元を訪れ、議論していく形で進んでいきます。

若者に自分を重ねながら読み進めていくうちに、本当に「哲人」と意見を交わしているような錯覚に襲われます。

そして少しずつ解きほぐれていく若者の心情と自分がリンクして、読み終わるころには世界がシンプルに見えるのです。

「心の霧が晴れた。」

この言葉がぴったり当てはまる気分でした。

その悩み、哲学者がすでに答えを出しています  

【小林昌平 文響社】

これは、現代を生きる人が抱えている悩みの多くは、すでにサクッと偉大な哲学者たちが解決してくれていました!

という感じの本です。

その悩みは例えば「将来食べていけるか心配」とか、「人前で緊張する」といった結構具体的なもので、その悩みにアリストテレス(BC384~322)や、ブッダ(BC563~483諸説あり)などの哲学者たちが、1悩み1哲学者の形式で答えています。

1つの悩みにつき8ページくらいなので、少しずつ読み進められるのも私的には良かったところです。

そして、こちらも読んだ後には過去の偉人たちに包まれているような、大きなやさしさに包まれているかのような気持ちになりました。

「一人じゃない」

大げさじゃなく、そんな気持ちになれた1冊でした!

史上最強の哲学入門

【飲茶 河出出版】

こちらは表紙がすごくインパクトあります(笑)

作者の飲茶さんが漫画「グラップラー刃牙」の大ファンだそうで、刃牙の作者の板垣恵介さんが表紙絵を描いているそうです。

そしてこの本が「今までの哲学入門書には刃牙感が足りない!」という前書きから始まります。

前書きがこんなに面白い本には私は初めて出会いました!

そしてそのワクワク感を維持したまま本文へと入っていきます。

哲学の入門書というだけあって、全部で31人の哲学者たちを紹介しているのですが、その内容がとっても濃い!!

そして読みやすい!!

哲学者同士のつながりや時代背景も一緒に学べるのに、こんなに読みやすい!

飲茶さんの哲学や歴史への深い造詣がうかがえます。

随所に「そういうことだったのか!」といままでもやもやとしていた知識がくっきりと形作る感覚がありました。

本書の中の「国家の真理」の章は知っていたつもりになっていたことが、実は全く本質を分かっていなかったことをまざまざと見せつけられたようでした。

読んでいる間もドキドキしっぱなしのまま読み終えてしまいました。

読後感は爽快+充足感

という感じでしょうか。

私の中のつたない知識のかけらがつながった感覚もありました。

そして、「もっともっとしりたい!」という好奇心もムクムクとわいてきて、これからも読書が楽しめそうです!

まとめ

嫌われる勇気

その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

史上最強の哲学入門

のご紹介でした!

もし読まれた方がいたら感想など教えていただけると嬉しいです!!

ちなみに、うちの近くの本屋さんではこういった本はあまりおいてないので、大体AMAZONで注文しました。

良かったらぜひ!

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