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疲れない人間関係の作り方

心理学の3大巨頭の一人、アルフレド・アドラーは

「すべての悩みは対人関係の悩みである」と言い切っています。

今までに対人関係の悩みを持ったことがない人って、ほとんどいないんじゃないかと思います。

学生の頃だけじゃなくて大人になってからも、無人島で一人きりで暮らすわけじゃなければどこかで生じる対人関係。

その対人関係を自分の思うままにできたらずいぶん生きやすくなると思いませんか?

そのために必要なことを考えてみましょう。

まずは自分に必要十分な人間関係の範囲を考える

人づきあいが得意な人もいればあまりそうでもない人もいます。

人それぞれちょうどいい範囲でのおつきあいを心がけましょう。

「皆と同じようにするべき」という考え方は捨てましょう。本当に無意味です。

あなたとその人たちは違う人間なので、心地よいと思う友達の人数は違って当たり前です。

友達の数なんて正直あまり意味ありません。

きれいごと抜きにすると、友達なんで無理に作ものでもないし、あまり自分の器を超えて付き合いを広げると結果的に苦しくなります。

まずはあまり深刻に考えずに、友達はとっくに必要ないってことだけ頭に入れておきましょう。

付き合いが完全には切れないこともる、を頭に入れておく

ママ友などの関係で悩んでいる人の集まるサイトなどで、「子供が小さいときだけの付き合いだから大丈夫」といった内容をよく目にします。

私が常々感じているのは、「切れる前提の関係はほぼない」ということです。(リアルな世界に限る)

ネットなどでのつながりを切るのは「アカウントの消去」のみでできるので、バッサリ行けるのですが、リアルな世界での知り合いは、居住地が同じ範囲の場合はそうはいきません。

都会と郊外でも違うとは思いますが、結構世界って狭いです。どこで誰と誰がつながっているかわかりません。

「もう学校も違うから会わないよね」なんて思っていたママ友と、病院やスーパーでばったり会ったり、偶然会っただけならまだしも子供同士の習い事が同じになるてこともあり得ます。

またはやめた職場の人とまた同じところで働くことになった。なんてこともあります。

世界は案外狭いのです。

1度かかわりがあったということはまたあるかもしれないんです。

良くも悪くも、です。

つまり、「今だけ我慢すればいい」という考え方も、「もういいよね、関係なくなるし」という考えもあまりお勧めできないってことです。

細く長く付き合いが続いていってもよい相手かどうか。

そう考えておくとわかりやすいかもしれません。

したがって、急に距離をつめすぎると「こんなはずじゃなかった」なんてことにもなりかねないので、のんびりと関係を築いていくことをお勧めします。

ダメなら離れる

その人との関係がストレスにしかならないようなものだったら、そっと離れましょう。

あなたのせいではありません。仕方がないのですから。

他人を変えようとしてはいけません。

変えられるのはあなたの考え方のみです。

だからと言ってあなたが無理する必要はありません。

毎日を「平和」に過ごすことを考えましょう。

あくまで「平和」な毎日を目指していると、何となくすべきことが見えてきます。

職場では「仕事」が中心だし、幼稚園や学校での主役は「子供」です。

一番大事なことを優先しましょう。

とにかく無理しない。でも誠実に

誠実に日々を過ごしていると、それは周りの人にも伝わります。

「人を変えようとしてはいけない」と先ほども言いましたが、人が変わらないけれど、自分の行いは正しましょう。

清廉潔白である必要はありません。

ただ、誠実さを心がけると自信がわいてきます。

人間関係の問題で厄介なのが「自分が悪いのかもしれない」という感情が付きまとうことです。

もしかしたらそうかもしれない。自分が悪いのかもしれない。

しかし、そればかりを気にしていても仕方がありません。

だって人の気持ちはわからないから。

悪意があって、わかっていてやったことで非難されているのなら仕方ありません。

謝罪しましょう。

でも、言われなければわからなかったのだとしたら、それはもう仕方がありません。

話し合って謝罪なり弁解なりしましょう。

それが必要ない相手だと思ったのなら離れましょう。

相手を貶める必要も、自分を卑下する必要もありません。

反省できる点があるなら反省しましょう。

逆に言うとそれしかできないのです。

不安なあなたへ

あたまではわかっていても、なかなかうまくいかないことも多いかもしれません。

少しずつでもいいので実践してみてください。

徐々に・・・でいいんです。

心がけているだけで自然と自分も環境も変わってきます。

案外たにんは自分のことなんて気にしていません。

大丈夫です。

ぜひためしてみてください。

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