未分類

【最新版】令和3年度公立高校入試情報 関東圏

コロナウイルスの感染拡大防止の影響で、ほとんどの学校で3月~5月まで休校措置が取られていた中、一番不安だったのが受験生とその親御さんたちなんじゃないかと思います。

この休校の影響を考慮して、公立高校受験の出題範囲の変更が各都県の教育委員会から発表されました。

自治体によって結構ばらつきがあるので、それぞれ見ていきましょう。

東京都

国語 中学校3年生の範囲の漢字

数学 「3平方の定理」、「標本調査」

英語 関係代名詞のうち,主格のthat,which,who及び目的格のthat,whichの制限用法

   (同様の働きを持つ接触節も出題されない)

社会 「私たちの経済」の「国民の生活と政府の役割」

   「私たちと国際社会の諸課題」

理科 「運動とエネルギー」の「力学的エネルギー」

   「地球と宇宙」の「太陽系と恒星」

   「自然と人間」

神奈川県

国語 中学校3年生の範囲の漢字

数学 「標本調査」

英語 中学校3年生の範囲の英単語

社会 「私たちと交際社会の諸課題」

理科 「科学技術と人間」

千葉県

国語 なし

数学 「標本調査」

英語 なし

社会 「私たちと国際社会の諸課題」

理科 「科学技術と人間」の「エネルギー資源」、「科学技術の発展」及び「自然環境の保全と科学技術の利用

   「自然と人間」の「自然環境の調査と環境保全」、「自然の恵みと災害」及び「自然環境の保全と科学技術の利用」

埼玉県

国語 中学校3年生の範囲の慣用句、四字熟語、漢字

数学 「相似な図形」のうち、「日常生活で相似な図家の性質を利用する場面」

   「3平方の定理」

   「標本調査」

英語 関係代名詞 主格のthat,who、目的格のthat,whichの制限的用法(接触節も出題しない)

   主語+what などで始まる節(間接疑問文)

   ※英単語はすべて出題範囲に入る

社会 「私たちと経済」

   「わたしたちと国際社会の諸課題」

理科 「科学技術と人間」

   「地球と宇宙」

   「自然と科学」

茨城県

全教科変更なし

注意点

受験範囲の縮小は受験生にとっては少しホッとするニュースだったかもしれません。

しかし実は、受験範囲に入らないだけで、学校での指導がなくなったわけではないのです。

つまり、受験範囲ではないけど学校では勉強はするし、高校で改めて教えてもらえるわけではない、ということなのです。

もうなんか、「ええ~~~」って感じですよね。

実際、私の住んでいる地域の中学校ではありえない早さで授業が進んでいます。

7月現在でほぼ例年通りの進度に追いついているのですが、それって5か月分の授業を2か月で進めたことになりますから。

早くないわけがない。

内容自体は学校で理解できたつもりでも、定着までじっくり進める時間がないのは明らかです。

結局は予習復習が最強

理科や社会の科目よりも、数学と英語に出題範囲外の学習内容に関しては、理解してないと高校での授業内容の理解が難しくなってしまいます。

これまで以上に家庭学習(塾などをふくむ)の活用が重要になってきます。

学校でやった範囲の内容をもう一度解いてみるだけでも定着率は全然違ってくるので、「後でやろう」ではなく、その日にやったことはその日のうちに復習するようにしましょう。

「言ってもやらない」かもしれません。

ですが、知らないのと知ってるのとで行動が違ってくることもあります。

少しの行動で数か月後大きな差をつけられるかもしれません。

これを機に受験のこと、しっかり話してみませんか?

 

-未分類

© 2025 mikblog Powered by AFFINGER5